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低気圧が近づくと、気圧の変化によって頭痛などの体調不良を起こす事がありますが、その原因を分かりやすく紹介したいと思います。
ここでは飛行機に乗った時のペットボトルを例にしてみたいと思います。
飛行機にペットボトルを持ち込み、開けて少し飲んだとします。
飛行機が離陸して、どんどん高度を上げていくと気圧が低くなります。シートベルト着用のランプが消えた頃は高度が6000メートル〜10000メートルに達しています。
この時、持ち込んだペットボトルを見てみると、パンパンに膨張しているのが分かります。
着陸に向けて高度を下げ始めると、膨張していたはずのペットボトルが逆に潰れているのが分かります。
飛行機から降りたペットボトルを見てみると何だか可哀想な姿になってしまっていますが、実はこれ、低気圧が近づいて、人間の体に起きる現象と同じなのです。
低気圧が近づくと気圧が低くなります。飛行機で高度を上げている状態と同じです。
飛行機ではペットボトルの中の空気が膨張しますが、人間の体では血管が膨張します。
その時、血管が膨張する事で神経を圧迫したり、急な体内変化が頭痛や体調不良を起こします。
頭痛の痛みを抑えるために、頭痛薬を飲む方が多いと思いますが、市販の頭痛薬は血管の膨張を抑える作用はありますが、神経の炎症を抑える作用はないので、頭痛が収まらないという事があります。
病院で処方される薬は、血管、神経どちらでも症状に合わせて処方してくれます。
ただ、いづれも薬に頼ってしまうのは体の事を考えると良い事ではありませんね。